3つのポリシー

宇部フロンティア大学の3つのポリシー

 

 学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)が改正され、大学・大学院は平成29年4月1日より、卒業の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)、教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)及び入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)の3つのポリシーを定め、公表することが義務付けられました。

 それを受け、本学も3つのポリシーを定め、以下のとおりとしています。

 

〇ディプロマ・ポリシー

宇部フロンティア大学では、建学の精神である「人間性の涵養と実学の重視」を教育の基本理念とし、卒業に必要な単位数を修得し、以下に掲げる能力を身に付けた学生に、学位を授与します。

(1)人への関心と学問の理解

人間に対して強い関心を持ち、実践活動を通じて学術を極めることができる。

(2)柔軟な思考と表現力

柔軟にものごとを考え、人の意見もよく聴いたうえで自分の考えを主張できる。

(3)未知の領域に挑む意欲

常に新しいことに挑戦するフロンティア精神をもっている。

(4)知識の応用力と判断力

自ら課題を見つけ広い視野から適切な解を探ることができる。

(5)地域に貢献する積極的態度

ローカルな視点と同時にグローバルな思考力をもち、地域に主体的に参加できる。

 

〇カリキュラム・ポリシー

本学では、ディプロマ・ポリシーに掲げる能力を身に付けるため、教育課程において以下のことを実施しています。

(1)教育課程の編成

・広い視野で物事を考える能力を獲得するため、基礎・教養科目を開講しています。

・専門の現場における応用力や課題解決力を養うため、専門科目を基礎・基本的な科目と展開・統合的な科目の科目群に分け、それぞれから卒業に必要な単位を修得するようにしています。

・初年次教育を重視し、1年生の必修科目に基礎ゼミナールを開講し、年間を通じて学習方法や、グループワークで自分の考えを主張する能力の修得を目指しています。

(2)学修方法・学修過程

・学習時間を確保するため、年間の履修登録単位数の上限を定めています。また成績が優秀な学生には、追加での履修登録を認めています。

・全学的に、アクティブラーニングによる授業に取り組んでいます。これにより、学生が能動的な学習の仕方を身に付けます。

(3)成績・学修成果の評価

・各科目の評価は、「定期試験(中間・期末)」「小テスト、授業内レポート」「宿題、授業外レポート」「授業態度・授業参加度」「プレゼンテーション」「グループワーク」「演習」「実習」の8つの評価項目のうち複数組み合わせて、100点満点で総合評価します。

・いずれかの学年において、専門の知識・技術の確認・評価を行います。

 

〇アドミッション・ポリシー

本学では、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーに示す内容を達成するために、以下に示す学生像を求め、入試選抜・入学前教育を実施します。

(1)求める学生像

・人間に対する強い関心を、理論・実践を通じて身に付けることができる人

・柔軟な考え方を、人の意見をよく聞く態度を通じて、身に付けることができる人

・フロンティア精神を、新しいことに挑戦し、課題を発見していくことで身に付けることができる人

・地域と世界の重要性を、ローカルな視点とグローバルな思考で地域に主体的に参加していくことで認識することができる人

・専門の現場で展開する幅広い教養及び専門的知識・技術・判断力を、本学の学士課程を通じて身に付けることができる人

(2)入試選抜について

本学では、求める学生像受け入れのため、教科の試験や高等学校からの推薦、総合型選抜および大学入学共通テストを利用した試験等、多様な入試選抜を実施します。

(3)入学前教育について

大学教育を受けるのに必要な基礎的能力の向上のため、本学は入学予定者に課題を与え、その提出を求めます。もしくは、入学までに学習しておくべき項目を提示します。

 

各学部・大学院の3つのポリシーは、以下のとおりです。

看護学部のポリシー

心理学部のポリシー

大学院人間科学研究科のポリシー