地域研究所

(更新日 2013.8.1)

宇部フロンティア大学開学と同時に発足した附属地域研究所は、2013年8月1日より、その役割が大きく変わります。新たな役割には3つの大きな柱があります。

1つめは、研究の最新の成果を分かりやすく市民に伝える役割です(地域連携)。

2つめは、大学教育の2本柱の1つである「教養教育」の運営を担当します。

3つめは、本学の特徴の1つである学生の教科書を作成する宇部フロンティア大学出版会の運営です。

 1つめの紹介は、「社会人向け情報」サイトをご覧ください。ここでは、2つめと3つめの役割について説明します。

 

教養教育

 今、社会が必要としている人材は、自分で課題を見つけ、それを解決しようとする力のある人です。本学では、入学してきた皆さんを

「人間に対して強い関心を持つ」

「柔軟にものごとを考える」

「自分の考えと同時に人の意見もよく聴く」

「自ら課題を見つけ広い視野からその解を探る」

「ローカルな視点と同時にグローバルに思考する」

「地域に主体的に参加する」

人に育てるためのプログラムを組んでいます。教養教育はそのための核になるものです。その中のいくつかの授業を紹介します。

 「人間らしさとは何か」、「フロンティアとは何か」、「いのちの科学」、「心の科学」などの授業では人間の根本的なことやものの考え方を学びます。また、「地球の現在・過去・未来」、「自然災害」、「データの科学的な見方」などの授業では急激に変化する地球で生きてくための知識、考え方について学びます。

さらに、対話型授業の「現代教養研究」では「文化と歴史」、「健康と生活」、「環境と生活」のそれぞれの分野で今、話題となっている具体的なテーマを取り上げて議論し、深い教養と思考能力を磨いていきます。

 一方、コミュニケーション能力を高めるための授業も充実しています。正しい日本語を使うための授業(日本語表現法)、レベル別に語学の力をつける授業(英語基礎、TOEIC指導、中国の基礎)、パソコンを使ったプレゼンテーション能力の開発(プレゼンテーション技術)、留学に役立つ授業(国際交流プランニング)などを用意しています。

 このように、小さな大学ですが、多彩な授業を展開しています。

 

 

 

今後も研究所は、各学部とは独立した組織として「教養教育」の役割をいつも見つめなおし、入学してきた皆さんが幅広い分野を学べるような態勢を整えていきます。

 

宇部フロンティア大学出版会

 

マンモス大学では大学独自の出版会は普通にあるのですが、小さな大学ではそこまで手の回らないのが実情です。

本学では、開学時に「学生中心主義」すなわち教育を中心とした大学であると宣言しました。その考え方の一つが教員自ら教材を作り、利用頻度の少ない教科書や参考書は買わせないで、学生の出費を極力抑えるという方針です。残念ながら、開学して数年後にはこの出版会は休眠状態でした。しかし、研究所の内容を一新したのを機に、この事業を引き継ぎ、復活させることにしました。最初は教科書を中心に出版し、いずれ専門書の出版にも挑戦しようと考えています。

授業の資料について

 以下の授業の資料を掲載します。各受講者は資料をダウンロードして取り込んでください。

 1)2015年前期の「データの科学的な見方」の資料→ここを クリックしてください

  2)2015年前期の「ビジネス情報」の資料→ここを、クリックしてください

 3)2015年前期の「地球の現在・過去・未来(地球環境論)」の資料→ここを、クリックしてください

 4)2015年前期の「数学の基礎」の資料→ここを、クリックしてください

 5)2015年前期の「物理の基礎」の資料→ここを、クリックしてください

 6)2015年前期の「情報処理演習Ⅱ」の資料→ここを、クリックしてください