2020.10.1現在
専門領域 |
職位 |
教員氏名 |
授業科目 |
基盤
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教授 |
長坂 祐二 |
栄養学(生化学を含む) |
教授 |
大草 知子 |
人体の構造と機能,疾病論Ⅰ,疾病論Ⅱ |
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教授 |
名尾 朋子 |
人体の構造と機能,基礎ゼミナール,疾病論Ⅰ,疾病論Ⅱ,臨床看護総論 |
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教授 |
狩野 京子 |
看護学概論,臨床看護総論,基礎看護方法論Ⅰ・Ⅱ,基礎看護方法演習Ⅰ・Ⅱ,看護過程論,基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱ,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ |
講師 |
金子 真弓 |
看護学概論,基礎看護方法論Ⅰ・Ⅱ,基礎看護方法演習Ⅰ・Ⅱ,看護過程論,研究Ⅱ,基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱ,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ |
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講師 |
礒村 由美 |
看護学概論,基礎看護方法論Ⅰ・Ⅱ,基礎看護方法演習Ⅰ・Ⅱ,臨床看護総論,看護過程論,基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱ |
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教授 |
原田 博子 |
成人看護学総論,成人看護学Ⅰ,成人看護学Ⅲ,看護管理,医療経済,看護情報学,災害看護学,緩和ケア,基礎ゼミナール,研究Ⅱ,老年看護学実習Ⅰ・Ⅱ,成人看護学実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ |
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准教授 |
坂井 浩美 |
成人看護学Ⅰ,成人看護学Ⅱ,成人看護学Ⅲ,リハビリテーション看護論,医療安全管理学,研究Ⅱ,成人看護学実習Ⅰ,成人看護学実習Ⅱ,成人看護学実習Ⅲ,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ, |
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助教 | 宮本 心貴子 |
成人看護学実習Ⅰ,成人看護学実習Ⅱ,成人看護学実習Ⅲ,基礎ゼミナール,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ |
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助手 | 烏谷 美希 | 成人看護学実習Ⅰ,成人看護学実習Ⅱ,成人看護学実習Ⅲ,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ | |
助手 | 藤村 雅子 | 成人看護学実習Ⅰ,成人看護学実習Ⅱ,成人看護学実習Ⅲ,基礎ゼミナール | |
教授 |
佐藤 美幸 |
精神看護学Ⅰ,精神看護学Ⅱ,精神看護学実習,看護理論,身体コミュニケーション論,看護教育学,総合ゼミナール,研究Ⅰ,研究Ⅱ,ナーシングスタディ |
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講師 |
柿並 洋子 |
精神看護学Ⅰ,精神看護学Ⅱ,精神看護学実習,総合ゼミナール,生涯発達心理学,研究Ⅱ,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ |
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准教授 |
安成 智子 |
家族論・家族関係論,母性看護学Ⅰ・Ⅱ,母性看護学実習,研究Ⅰ・Ⅱ,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ,基礎ゼミナール |
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助教 |
伊藤 美穂 |
母性看護学Ⅰ・Ⅱ,母性看護学実習,研究Ⅱ,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ,ナーシングスタディ |
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准教授 |
川﨑 幹子 |
小児看護学Ⅰ・Ⅱ,小児看護学実習,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ,研究Ⅱ,ナーシングスタディ |
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講師 |
山﨑 啓子 |
小児看護学Ⅰ,小児看護学Ⅱ,小児看護学実習,研究Ⅱ,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ |
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講師 |
和氣 さち |
老年看護学Ⅰ・Ⅱ,老年看護学実習Ⅰ・Ⅱ,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ、ナーシングスタディ |
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助教 |
江口 恵里 |
老年看護学Ⅰ・Ⅱ,緩和ケア,研究Ⅱ,老年看護学実習Ⅰ・Ⅱ,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ,基礎ゼミナール |
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在宅看護 |
講師 |
清水 佑子 |
在宅看護論Ⅰ,在宅看護論Ⅱ,研究Ⅱ,在宅看護論実習,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ |
助教 |
梁元 陽子 |
在宅看護論Ⅰ,在宅看護論Ⅱ,在宅看護論実習,総合看護実習Ⅰ・Ⅱ,研究Ⅱ,国際看護論,ナーシングスタディ |
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教授 |
滝川 洋子 |
公衆衛生看護学Ⅰ,公衆衛生看護学Ⅱ,公衆衛生看護学Ⅲ,公衆衛生看護学実習Ⅰ,公衆衛生看護学実習Ⅱ,公衆衛生看護学実習Ⅲ,公衆衛生看護学概論 |
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講師 |
立川 美香 |
公衆衛生看護学概論,公衆衛生看護学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ,公衆衛生看護学実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ,研究Ⅱ,人間関係論,基礎ゼミナール |
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講師 |
山﨑 千鶴代 |
公衆衛生看護学Ⅰ・Ⅱ,公衆衛生看護学実習Ⅰ,ナーシングスタディ |
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教授 |
白石 義孝 |
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准教授 |
新開 奏恵 |
学校保健,養護概論,公衆衛生看護学概論,公衆衛生看護Ⅱ,研究Ⅱ,健康相談活動,養護実習指導,養護実習,教育実践演習(養護教諭) |
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准教授 |
三島 瑞穂 |
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基礎看護学では、年齢や健康状態の異なる人々に看護を実践するうえで基盤となる知識や技術を学びます。看護の基本となる主要概念は「人間」・「健康」・「環境」・「看護」といわれます。看護の定義や歴史、看護理論、看護技術などをとおしてこれらを学んでいきます。また、病気や障がいによって患者様に生じる問題を解決に導く方法についても学びます。看護を専門的に学ぶ第一歩ともいえるでしょう。
看護技術は、人体の構造と機能、栄養学や薬理学など、様々な科目で学ぶ知識を活用します。皆さんの日々の生活動作を振り返り、その意味を改めて思考し、生活者への援助とは何かを探究していきます。DVD視聴や教員によるデモンストレーション、看護師役や患者役の体験、学生間での評価など、様々な方法で技術を修得していきます。
看護の魅力に気づきながら、基礎看護学を一緒に学んでいきましょう。
★★★ 技術演習後の2年生と ★★★
基礎看護学領域:
狩野京子 ・ 金子真弓 ・ 磯村由美
成人看護学では、成人期(青年期~向老期)にある人の身体的、心理・社会的特性を明らかにし、健康障害の各段階(急性期・回復期・慢性期・終末期)にある患者とその家族に対して、各特性に応じた健康問題を解決するための援助方法について学びます。
臨地実習では、患者の身体的な健康レベルだけでなく、これまでその人が生活していた家庭や社会における役割、生活習慣、価値観や心理的側面を理解し、その人にとっての健康やQOLの向上を目指した看護を展開していきます。
そして、学生が成人期における対象者の多様性や個別性を理解し、自ら考えて行動できるようになることを目標にしています。
成人看護学領域:
原田博子 ・ 坂井浩美 ・ 宮本心貴子 ・ 烏谷美希 ・ 藤村雅子
精神看護学とは、「こころの看護学」です。
精神看護学ではこころの健康に問題を抱えた人すべてを対象とします。
「こころを病んでいる人」、「心を病んでいる人の家族」、「心の健康に不安を抱える人」など、小児から高齢者まであらゆる発達段階の人を対象とします。
また、精神科のみならず、各診療科で治療を受けている人や看護師のメンタルヘルスも精神科看護の対象です。
☆ 精神看護学の講義・実習
〈 精神看護学Ⅰ〉2年次後期
精神看護が展開される家庭・学校・地域・医療現場などにおける精神の問題と看護の役割、精神保健福祉の歴史と現状、精神症状、精神疾患など精神看護を行う上で不可欠な知識を身につけます。リエゾン精神看護について現場でご活躍の専門看護師(CNS)の先生の講義があります。
〈 精神看護Ⅱ 〉3年次前期
精神症状への看護、精神疾患を持つ人への看護を中心とした看護の実際を学びます。また精神科における保健福祉医療チームの一員としての看護師の役割についても学びます。
〈 精神看護学実習 〉4年次前期
精神科病院において実習を行います。講義の中での学びを実践へと展開していきます。実習を通じて、精神科医療や精神障害者への理解を深めます。
精神看護学領域:
佐藤美幸 ・ 柿並洋子
母性看護学領域へようこそ
1.母性看護学領域で学ぶこと
母性看護の対象となる女性の健康状態を様々な角度から分析し、科学的な根拠に基づいた援助方法を学びます。対象となるのは、妊娠・分娩・産褥期の女性や赤ちゃん・ご家族だけでなく、様々なライフステージにある女性と、その周囲の人々です。また、リプロダクティブヘルス/ライツの視点から女性の生涯を通じての健康を考え、性と健康についての理解を深めます。
授業では、講義だけでなく、モデル人形を使った演習や、グループワークをしています。実習を経験した4年生にも演習に入ってもらい、技術練習をすることもあります。
2.母性看護学領域での研究テーマ
4年次には、関心のある領域を選んで看護研究を行います。意外に感じられるかもしれませんが男子学生も選択しています。
これまでの研究テーマをみると、月経や性感染症、ピル(経口避妊薬)など、若者にとって身近な問題に関心のある学生が多く見られました。また、3年次後期の母性看護学実習で学ばせていただいた、母乳に関することや母性意識、そして父親の育児体験や想いをテーマとした学生もいました。
母性看護に関する問題は、日常生活の中にもたくさん見られています。大学での勉強だけでなく、新聞・ニュースや様々な本から、そして仲間との会話からもたくさんの刺激を受けて、自分なりのテーマを探して、学びを深めていきましょう。
3.先輩達の進路(助産師資格を取得したい方へ)
本学には助産師養成課程はありませんが、母性看護を学ぶうちに、助産師になりたい、と思いはじめる学生もいます。その場合は、卒業後に他大学の助産学専攻科や助産師学校に進学する必要があります。本学から進学して助産師となった先輩たちも、臨床で活躍しています。
教員は進路相談にのり、必要なサポートは惜しみませんが、進学については自分自身の積極性が重要です。最終的にはすべて自主的な判断となるため、早めに希望する進学先の情報を集めて進路決定し、勉強をすることが大切です。
母性看護学領域:
安成智子 ・ 伊藤美穂
小児とは子どものことです。
小児は生まれてから大人になるまでの人生の始めの部分に過ぎません。
しかし、小さな命として生まれて、大人になり社会に出ていくまで、子どもはとても大きな、
そして多くの変化をしていきます。体が大きくなるだけでなく、体の中の機能が成熟し、認知や情緒が発達し、人としての社会性を身につけていきます。
小児看護は、そのような成長発達の途上にある子どもと家族を対象としています。
小児看護学では、子どもの健やかな成長発達を支援するための知識と技術、病気や障がいをもった子どもを看護するために必要な知識と技術、家族を支援するために必要な知識と技術などを学びます。
授業内容の紹介
①成長発達を評価する力をつけるため、発達検査のDVDを視聴し、実際に評価します。
・DENVERⅡデンバー発達判定法を用い、本学で作成した発達アセスメント教材を使います。
②学内でモデルを使って、身体計測、呼吸・心拍・脈拍・体温の測定、検査・処置時の看護を行います。
③子どもの権利をどう守るか、治療や処置を子どもにどう説明するかを考え、プレパレーションを行います。
④事例を用いて、病気や障がいをもつ子どもと家族を理解し必要な看護を考えます。
⑤幼稚園で健康な子どもと実際にかかわり、子どもの理解を深め、子どもへの接し方を学びます。病院実習で、病気や障がいをもつ子どもと家族の看護を考え、実践します。
病院実習で学生がキワニスドールを用いて、担当した子どもと一緒に作った作品です。その子は指のリハビリが必要だったので、楽しみながらリハビリができるようにと一緒に服のデザインを考え、着せ替え人形を作りました。ボタンを留めたり、指が使えるように工夫しています。その子は、着せ替えを楽しむだけでなく、どこに行くにもその人形を持ち歩いていました。
小児看護学領域:
川﨑幹子 ・ 山﨑啓子
超高齢社会をむかえ、高齢者ケアのニーズは高まるばかりです。
老年看護学では、対象である高齢者を、疾患や障害をもちながらもその人らしく生活を営むことができる「生活者」として捉え、これまで生きてこられた人生や時代背景をふまえながら理解していきます。さらに、他領域の知識体系を基盤に高齢者を支援するために必要な知識とスキルを養い、主体的に考え、臨床実践能力を育成することをねらいとしています。
老年看護学領域
和氣さち ・ 江口恵里
1.在宅看護論とは
在宅看護とは、在宅で療養するあらゆる年齢の人々とその家族に対して、住み慣れた日常的な生活の場において、彼らが望む生活の質(QOL)の維持・向上を目指して、実践する看護です。
在宅看護の目的や役割、関係職種(保健・医療・福祉)との連携やケアシステムなどを体系的に理解し、看護の提供方法等について、授業や実習等を通して学びます。
療養者とその家族のもてる力を活かしながら、その人らしい生活を支援することができる看護職の教育に取り組んでいます。
2.担当教員紹介
清水佑子 ・ 梁元陽子
3.在宅看護論の講義・実習
<在宅看護論Ⅰ>3年次前期
在宅で療養している患者とその家族の特徴や、社会情勢に即した在宅看護のあり方について学習します。
<在宅看護論Ⅱ>3年次後期
在宅で療養している患者とその家族に対する、看護実践に必要な知識、技術について学習します。
<在宅看護論実習>4年次前期
在宅で療養している患者とその家族に対して、自立支援や生活の質(QOL)を高めるための看護について、訪問看護ステーションの実習を通じて学習します。また、病院から在宅へ移行するするためのケアや職種間の連携等について地域連携室等の実習で学びます。
公衆衛生看護学とは
私たちを取り巻くあらゆる環境は健康に大きく影響を及ぼしています。その中で保健師がどのような活動をすれば、個人や家族や集団までの全てを包括した地域や組織全体が健康で、質の高い生活を送ることができるのかを追求する学問です。
また個人の健康を一時点の状況を捉えるのではなく、一人の人間の成長・発達の結果として捉え、継続的な視点から人の一生の健康を考えて支援を考えていきます。
保健師の仕事
保健師は、市の保健センター・都道府県の保健所や企業・学校・病院・施設など、色々なところで働いています。それぞれの職場で関係する対象者とその方達を取り巻く多くの人たちと信頼関係を築き、連携しながら地域保健活動に取り組んでいます。
地域看護学:
滝川洋子 ・ 立川美香 ・ 山﨑千鶴代
養護教諭の課程とは
看護学科が目指している、「生命の尊厳や基本的人権を擁護できる高い倫理観、幅広い教養、豊かな人間性」並びに「看護の現象・事象に対応できる高度な専門的知識・技術、判断力」をベースに、教育者としての学びを深め、学校現場で児童生徒の健康、発達を支え育む、教育の仕事を探求します。
養護教諭のしごととは
養護教諭のしごとには、子どもの健康を守ること(健康保護)と発達を促すこと(発達支援・保障)の両方の内容が含まれています。
小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の保健室の先生として、子どもたちや子どもを取り巻く多くの人たちと信頼関係を築き、連携しながら、学校保健活動、健康教育に取り組みます。
養護教育:
白石義孝 ・ 新開奏恵 ・ 三島瑞穂