福祉心理学科の特色

 福祉心理学科は開学10年を機にカリキュラム(教育内容)を全面的に見直しました。新カリキュラムのキャッチフレーズは、「ゼミに始まり、ゼミに終わる」です。入学直後の不安、大学生活での不安、将来への不安、進路選択の悩みなど様々な難問にぶつかるとき、少人数のゼミはそれらの問題解決への糸口となります。1年の「基礎ゼミ」から始まり、2年~3年の「総合演習」そして4年の「卒業研究ゼミ」と4年間を通じてゼミのあるのが本学科の特色です。

 もう1つの特色は、「いろいろな目的を持って大学生活を送る」ことができる点です。新カリキュラムではゼミを除くと、必修科目(その科目の成績が合格点に達しないと卒業できない科目)は設定していません。そこで自分の目的に合った科目選択ができます。また、いろいろな資格取得が可能です。

例えば、社会福祉士と介護福祉士の受験資格、社会福祉士受験資格と高校の教員免許(福祉)の組み合わせも可能です。

さらに、精神保健福祉士の受験資格をとりながら、心理の大学院進学(臨床心理士・公認心理師の受験資格取得)も可能です。また、認定心理士の申請資格を目指しながら、教養中心の学びも可能です。このように、自分にあったいろいろな学びの選択ができます。

 以下に、ゼミを中心とした入学から卒業までの手順を示します。