平成23年も前期授業・試験が終わり、今年度の大学の日程は中間点を過ぎたところです。今年3月に、日本はとても辛く、悲しい東日本大震災を
経験しました。多くの人が犠牲になり、このような事態にどのように対応したら良いのか、どのように東日本の人たちに声をかけたら良いのか、日本国民全員が
悩み、苦しんだ出来事でした。
平成23年度を振り返りますと、宇部フロンティア大学では、7月23日(土)に本学と読売新聞西部本社の主催で、「災害支援について考える〜心理・看
護・福祉の視点から〜」というテーマで、基調講演とシンポジウムを開催しました。この大会では、災害支援に参加した心理・看護・福祉の専門職の先生方、本
学の学生ボランティアが、それぞれの立場でその経験を話してくださいました。発表を聞いて、人間の生命の大切さ、人の絆の重要性を再認識させられました。
6月9日から8月18日の毎週木曜日には、心理分野の教員が中心となって、「追いつめられた子どもたち」をテーマに、公開講座を開催しました。現代の子
どもたちが抱えている問題を、各先生方の専門分野かわかりやすく講義をしてくださいました。一般市民の人たちを中心に、毎日、多くの参加者で会場が満員で
した。子どもたちが悩んでいる心理的・社会的問題は、現代社会の大人たちが抱えている問題と密接にかかわっているのかもしれません。
10月から後期の日程が始まりますが、10月は例年通り、10月29日(土)と30日(日)に「魁祭」(大学祭)が開催されます。今年度のテーマは、
「繋(つなぐ)」です。人と人との繋がりが強く広がるように、学生が中心となって大学祭を盛り上げようとしています。今年も楽しい有名人が来てくれると思
います。また、今年は同じ月に「おいでませ!山口国体」、そして、「全国障害者スポーツ大会」が開催されます。「全国障害者スポーツ大会」には、本学の学
生や短期大学部の学生がボランティアとして参加します。この経験から、学生には、かけがえのないものを学んできてほしいと思います。
後期日程に入ると、4年生は、社会福祉士、精神保健福祉士の国家試験を受験する者、心理の大学院に進学しようとする者、就職活動をする者など将来の進路
を決める大切な時期を迎えます。同時に卒業研究も執筆します。いろいろ試練がありますけど、4年生のみなさん、一緒に頑張っていきましょう。
本学の教育、活動は、小さく、目立たないものかもしれませんが、宇部市、山口県、日本において、また、周囲の人たちにとって存在しなくては困る、必要とされる大学をこれからも目指していきたいと思います。
平成23年9月2日
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