不登校支援 「フリースペース・フロンティア」
学校や社会になじめずに不登校やひきこもりになった10~20代の子どもと若者たちが、自然体で過ごせる居場所です。
時間割と活動の内容は子どもたちが自主的に決めます。
ゲームやおしゃべり、お菓子作りや料理など、気ままに過ごしています。
季節ごとに、キャンプやハイキングなども行っていて、イベントだけに参加することもできます。
このプログラムには「復学しなければならない」という価値観がありません。
今のままをポジティブに受け止めることが基本です。
思いを共有できる仲間と温かく見守るスタッフと一緒に過ごしているうちに、自己肯定感を取戻し、社会の中で本来の自分らしさを発揮することができるようになります。
復学はゴールではありませんが、自ら学ぶ目的を見つけて進学する、高卒認定資格を取得して大学に進学する、
就業して社会人となるなど、それぞれの生き方を構築していきます。
西村教授のメッセージ
「不登校を肯定的に受け止めることが重要で、子どもたちは必ず自分の生き様を描きだす。」
「いじめや学校文化が合わずに不登校が問題なのではなく、不登校によってどのように扱われたか、が問題なのである。」
「6・3・3・4制にこだわらない人生、もうひとつの生き方があっていい。」
『フリースペース・フロンティアってこんなところ』
年齢制限はありません。
10代から20代までの子どもと若者が毎回、十数人ほど参加しています。
2004年に宇部フロンティア大学・臨床心理相談センターに開設しました。
毎週木曜日、午前9時~午後4時、おもちゃやゲーム等を備えた約三十畳ほどの空間で開催しています。
3人の臨床心理士と5人の大学院生が交代で見守ります。